
自己投資・自己啓発に一番重要なことは『心構えと行動指針』です。
本記事では、私がここ3年間で読んだ本600冊から学んだ
『人生を成功させるための心構え・行動指針』をまとめました。
日本では、毎年72,000冊の本が発行されているそうです。とても読み切れないですよね。
でも、安心してください。50冊くらい本を読めば、ビジネス書や自己啓発書の中で語られている『成功の秘訣』『行動指針』などのエッセンスは共通していることに気づけます。
本記事では、私がここ3年間で読んだ600冊の本で学んだエッセンス、その中でも記憶や印象に残った『人生を成功させるための心構え・行動指針』を人生・仕事・人間関係・資産のジャンルに分けて紹介します。
是非、最後まで読んでくださいね。
目次
人生(生き方)
まずは人生・生き方についてです。
- 明確な判断基準を持つ
- 主体的である
- プロセスを楽しむ
- 先入観が可能を不可能にする
- 人は必ず死ぬ
それぞれ、簡単に解説します。
明確な判断基準を持つ
人生において、正解のない選択をしないといけない状況に直面することが何度もあるはずです。
また、日本のような『正解主義』の教育の影響で、自分の正解だけを押し付けてくる人と出会うこともあります。
そんな時に『明確な判断基準』をあらかじめ持っておくことで、後悔のない選択ができます。
さらに考え方の違う相手と接した時に自分の考えに自信を持つこともできます。
参考に私が決めた自分の判断基準は下記になります。
私の判断基準
- 真善美
- 自分にとって新しいことを選ぶ
決めておくことが大切なので、何でもいいと思います。
真善美とは、認識上の真と、倫理上の善と、審美上の美。理想を実現した最高の状態のことです。
私は、真理か真実か、社会通念上善行であるか、行動や振る舞いとして美しいか、を一つの判断基準においています。実践できているかはさておきですが・・・。
もう一つは、仕事でも食事のメニューでも自分にとって新しいことを選択するよう心掛けています。
判断基準が何か?と即答できる人は少ないと思うので、その用意をしておくだけで、しっかり軸のある人間だと周りから思われます。
主体的である
『主体的である』、世界的ベストセラー「7つの習慣」の第1の習慣ですね。
どういうことかと言うと、
『人生の主役はあくまで自分、身の回りで起きる全ての責任は自分にある』といつも思うことです。
こう考えることで、他人にイライラすることも減りますし、仕事においても周りの評判が良くなったりといいこと尽くめの心構えだと言えます。
プロセスを楽しむ
結果だけでなく、『プロセスを楽しむ』こと。これも色々な本で語られています。
結果の喜びは一瞬だけですが、プロセスの喜びは長期的です。プロセスを楽しむことなしに継続や努力はできないのが人間です。
ビジネス書などで、『プロセスを楽しむ』を目にすると、いつもこれを思い出します。
大切なものは、欲しいものより先に来た
ジン・フリークス HUNTER×HUNTER 32巻
道草を楽しめ、大いにな
ほしいものより大切なものがきっとそっちにころがってる
休載ももちろんプロセスです。次は何話見れるのか?どんな展開になるのか?想像して楽しみましょう。
先入観が可能を不可能にする
これまでの人生の経験からくる先入観が、いつも自分にブレーキをかけます。
夢や希望について、うまくいくわけがない、叶うはずがないと頭の中で決めつけます。
周りの人たちも丁寧に、あなたのチャレンジが難しいことを解説してくれます。※こういう人たちはドリームキラーというみたいですね。
ある程度の保険はかけて、とりあえずやってみるというマインドも時には必要です。
人は必ず死ぬ
人間は人生の時間は有限だ、いつ死ぬかは誰にも分からない、ということを忘れがちです。
毎日を、一瞬を大切に生きましょう。
『あなたの貴重な時間、本当にそれに使っていいんですか?』
人生の時間=自分の命を何に使うか?が自分の使命、と何かの本で読んだ記憶があります。
時間は大切に使いましょう。
仕事
次は仕事で役立つ心構えについてです。
- 論理の三角形
- クリティカルシンキング
- Win-Winを考える
- ありがとうをもらう
- 信念を持つ
論理の三角形

仕事で物事を考えるときには常に『論理の三角形』を使うようにしています。
論理的思考の基礎ですね。ピラミッドストラクチャーとも言います。
『主張や結論』に対して、3つの『根拠』、それぞれの『根拠』に対して、3つの『例』『情報』『前提』を考えます。
下へくだるときには「なぜなら」、上へのぼるときは「なので」を使います。
なにげないことでも、このストラクチャーで考えると、頭が整理されるのでおすすめです。
クリティカルシンキング
『クリティカルシンキング』は、批判的思考とも呼ばれるものであり、感情や主観に流されず、多角的・客観的に物事を判断しようする思考プロセスです。
人の意見に使うと、絶対相手は不機嫌になるし、自分の考えを感情や主観に流されずに、とめちゃくちゃ難しい思考法です。
私は、自分の資料を『ほかの人が見たらどう言うだろうか?』という目線で見直すという方法で使ったりします。
Win-Winを考える
『Win-Winを考える』、これも色々なビジネス書・自己啓発書で書かれているエッセンスですね。
主に交渉ごとをする時に使う思考法です。
自分サイドがちょっと損するけど、くらいで考えるのがコツだったりします。
ありがとうをもらう
相手にありがとうをもらうのがビジネスの基本です。
お金持ちへの近道は周り全ての人に感謝・信用されること、とよく表現されます。
仕事中にとんでもなくウザい人と関わらないといけない時は、この言葉を思い出して我慢しましょう。
我慢できたあなたは、そのウザい人の数倍ビジネスを理解しています。
信念を持つ
仕事をする上で、信念・信条を持つことは重要です。
私の仕事における信念
- 全体最適
- スピード
これを決めておくことで、自分の行動に一貫性を持たせ、周りの影響で揺らぐことも少なくなります。
あいつはウザいから協力したくない、という場面に遭遇しても、信念を決めていれば『全体最適』を追求するという自分の信念が勝ちます。
どんなに小さい事でもいいですし、口に出す必要はありませんが、自分の心の中で決めておくことが大切です。
人間関係
続いて人間関係で役立つ心構えです。
- 黙って賛成して聴く
- 刺激と反応のスペースをうまく使う
- 言葉より動作に注意を払う
- 名前を覚える
黙って賛成して聴く
人の話を聞く時、相談に乗る時、黙って賛成して聴くことが大切です。聞くではなく、聴くです。傾聴しましょう。
相手が相談に来るとき、悩みを話すとき、基本的に相手は解決法を求めていません。自分の考えの後押しをして欲しいと思っているだけです。
私も「うんうん、分かるよ」と言いながら、ついつい解決法を提案してしまいますが、これでは全然相手の事が分かってないんですね。
話を黙って聴いていただけの人が、後日アンケートを取ると「話し上手」だと判断されることが多かった、という面白いデータがあるみたいです。
「沈黙は金なり、雄弁は銀なり」ということわざがあります。昔から変わらず、傾聴できる人が人気なのが良く分かることわざですね。
刺激と反応のスペースをうまく使う
「つい感情的に行動してしまって、後で後悔してしまう」よくあることだと思います。
刺激を受けて、どう反応するか選択しているのは実は自分です。怒りを含め、多くの感情は6秒くらいで消えると言われています。刺激があり、まずは6秒くらい待ってみる。
そうすることで、落ち着いた状態で反応を選択することができるようになります。
感情の制御は非常に難しいですが、『刺激と反応のスペースをうまく使う』ことを心掛けでいれば、人間関係がうまくまわりはじめます。
アドラー心理学では、反応について『その行動をしたいから、自分がその行動を選んでいる』と語られています。
下記のリンクで関連書籍である『嫌われる勇気』を紹介しているので、興味のある方は見てください。
【モチベ爆上がり】おすすめ自己啓発書10冊【厳選】 - 40代からの人生を豊かにするための自己投資 (kreading0620.com)
言葉より動作に注意を払う
人の思考は言葉ではなく動作に現れます。
人は言葉でうそをつくのは得意ですが、動作でうそをつくのは苦手です。
相手の本心を見抜くには相手の動作を観察しましょう。相手があなたに好意を抱いていれば、距離は近くなります。腕を組んでいれば警戒しています。顔を触っていたりしたら何か後ろめたい気持ちを抱いているかもしれません。
反対にあなたは自分の動作が相手にどう見られているかも気にしましょう。人は聴覚から得る情報より視覚から得る情報を重視します。
自信がなくても、身体はあまり動かさずにどっしりと構えておきましょう。
名前を覚える
人は自分の名前に並々ならぬ興味を持っています。
相手といい関係を築きたいなら、まず『名前を覚える』ことから始めましょう。
以下の記事も参考にしてください。
資産
最後に資産運営などに役立つ心構えです。
- レバレッジ
- お金の桁を変える
- お金に働かせる
レバレッジ
レバレッジを効かせる。レバレッジとは「テコの原理」のテコのことです。
小さな力で大きなものを動かすですね。リスクも増えますが、動かせるお金が多くなると投資では基本有利になります。
FXや仮想通貨でのレバレッジはあまりおすすめしませんが、不動産投資などで成功している人はレバレッジを使っている人が多いです。
お金の事だけでなく、『小さな労力で大きな成果を出す』というのは、数ある成功の秘訣の一つでしょう。
お金の桁を変える
お金持ちになる系の本でよく、お金持ちになりたいなら「通帳の金額にゼロを何個か足して、数十億を持っている気持ちで過ごしましょう」と書いています。
はじめて見た時はめっちゃ怪しいと思ったんですが、資産が増えてくるつれ(まだまだですが)、最近なんとなく理解できるようになってきました。
宝くじを当てたのに破産した、すごいスポーツ選手だったのに引退後破産した、すごい起業家だったのに破産した、でもすごい起業家はまた別のビジネスですぐに復活した。
このあたりにヒントがあるのかな?と思っています。お金の使い方ではなく、接し方、考え・・・。
中途半端な説明でしたが、無料でできる心構えなので、試しにやってみてください。
お金に働かせる
これもお金の真理ですね。あらゆるビジネス書で目にすることとなります。
まずは投資について、勉強を始めましょう。
まとめ
いかがでしたか?
本記事では、私がここ3年間で読んだ600冊の本で学んだエッセンス、その中でも記憶や印象に残った『人生を成功させるための心構え・行動指針』を人生・仕事・人間関係・資産のジャンルに分けて紹介してきました。
ビジネス書や自己啓発書って何冊か読み出すと「これ読んだことあるぞ」って内容を見ることが増えてきます。
読書を続け、そのエッセンスに何度か接する間に自分がそれに納得して、実践を始める。
何冊目で行動に移せるか?これが重要なのかも知れませんね。
この記事がきっかけで、あなたの行動が変わり、人生が好転することがあればうれしく思います。一緒に頑張りましょう。